Agentforce使ってみるー1. 環境用意

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こんちにはSalesforceエンジニアの高嶋です。

今回はAgentforce/Datacloudを使ってみるー環境用意編です。
公式ハンズオンCoral CloudのSample Appを元に理解を深められればと考えています。

Coral CloudのGit
https://github.com/trailheadapps/coral-cloud

Developer Edition(DE)の取得と設定

1. DE環境の取得

Agentforceが利用できるDEはこれまでのDEとは異なり以下のURLから必要な情報を入力してサインアップします。

https://www.salesforce.com/form/developer-signup

AgenforceとData Cloudが利用できる環境は以下の様になっています。

2025 年 3 月に Agentforce と Data Cloud を含む新しい Salesforce Developer Edition が公開されました。新 Developer Edition 環境では、Agentforce を利用したアプリケーションの構築・テストを行うことができます。この環境には、以下の機能が含まれています。

なお Agentforce のスロットリングは、1 分あたり 150 リクエスト(RPM)となります。また、取得いただいた Developer Edition は、使用を続けていただいている限り有効のままですが、45 日間ご使用がなかった場合は期限が切れますのでご注意ください。また、有効な Developer Edition がある状態において、もう一つ Developer Edition をサインアップすることはできません。

(※) 2025/6/26 Update Agentforce Employee Agent (AEA) の構築・テスト・実行ができるようになりました。ガイド付きの作成ツールを利用しながら、統合テストやアクセス制御、サンプルデータを活用したエージェントの動作調整まで、業務に特化したタスク指向エージェントを効率的に開発・検証いただけます。Developer Edition 内の Agent Creator にアクセスし、”Agentforce Employee Agent” テンプレートを選択してください。本番環境と同様に、トピック、アクション、権限、チャネルなどのすべての設定オプションが利用可能です。

引用元:[2025 年 6 月版] Salesforce Developer Edition サインアップ手順 (Agentforce および Data Cloud 対応)

  1. パスワードリセットのメールが届くので、メール内のリンクを開きパスワードの設定必要情報を入力

2. 機能の有効化

Data Cloudの準備

  1. 設定からData Cloud設定に移動

  1. 「使用を開始」をクリックして待つ。(READMEには10分ほど待つと書かれていましたが、一時間ほど待った印象です。)

有効化中の画面

Einsteinの有効化

Data Cloudのプロビジョニングが完了したらEinsteinを有効化します。

設定>ホームの検索フォームに「Einstein」と入力し「Einstein設定」を選択します。

「Einsteinを有効化」と「プロンプトビルダーのグローバル言語サポートを有効化」を有効にします。

Agentforceの有効化

Einsteinの有効化が完了したらAgentforceを有効化します。

ホームの検索フォームに「Agentforce」と入力し、「Agentforceエージェント」を選択します。

※Einsteinの有効化を行った画面のままでは表示されていない状態なので一度ページをリロードしてください。

Agentforceエージェント画面でAgentforceを有効にし、Agentforce (デフォルト) エージェントを有効化を有効にします。

これでAgentforce/Datacloudを試す準備が整いました。
次回はサンプルアプリやデータ投入を行いたいと思います。

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