re:Invent 2024 でPeerTalkのグループMeetupに参加してきました!
みなさん、こんにちは!
この度re:Invent 2024でPeerTalkのグループMeetupに参加してきましたので体験記として記載します!
はじめに:PeerTalkとは
PeerTalkは、AWS re:Inventカンファレンスの参加者向けに設計された革新的なピアツーピアネットワーキングプログラムです。
世界中の同じ志を持つ参加者と直接コミュニケーションを取ることができネットワーキングをするにはこれ以上ない場所です!
1 on 1で参加者とチャットしながら対面ミーティングをすることもできますが、今回僕が参加したものは1 on 1で会話するものとは少し違い、20名ほどの同じ技術的な領域に関して関心がある方がグループになって会話をしていくイベントでした!
参加したPeerTalk グループMeetup概要
今回僕が参加したのは、以下2つのイベントです。
PeerTalk Group Meetup: Operationalizing generative AI: From PoC to production
PeerTalk Group Meetup: Generative AI for startups and innovators
どちらも生成AI関連の最新トレンドや開発の進め方について参加者同士で話し合うイベントでした!
Meetupの大まかな流れと内容
PeerTalkのMeetupでは基本AWS社員やAWS Heroが主催となって参加しており全体の会話の取りまとめなどをやってくれます。
円卓に全員集まったらまずは時計回りなどで一人一人簡単な自己紹介の時間があります。
自分の役職、得意分野などについて簡単に話していく感じです。
1周し終わったら「今どのように生成AIを利用しているのか?」「本番稼働に持っていくにはどういう作業が必要で開発者は何を意識して進めるべきなのか?」などと言った話題についてそれぞれ思ったことを発言しながらディベートしていく感じです!
得られた洞察と学び
- 生成AIプロダクトは完成度として70%ほどまでは比較的簡単にいくのですが、本番稼働のため100%を目指そうとした時に色々な課題にぶつかりやすい
- 例:セキュリティー観点や回答精度が上がらないなど
- 生成AIには得意分野と苦手分野があるためプロダクトとして何がしたいのかそれを実現するためになぜ生成AIを利用するのか?生成AIでないといけない理由は何なのか?という根本的な観点を忘れてしまってはいけない
- LLMというのは本番稼働に持っていくことができそうかどうかの判断基準として有効で、それをそのまま本番利用するというのは現実的ではないケースがある
- 1番に大切なのはデータ!これををどこに保持するか?どう持っておくのか?それによるセキュリティーリスクは何か?が一番時間をかけるべきところ
弊社でも生成AIのプロダクト開発をしており2024年12月時点ではまだPoC段階のものが多いです。本番稼働を目指していますが「世界中のエンジニアもまだ同じステップにいる」「同じような課題感を持っていてそれぞれ日々改革しようと頑張っている人が世界のどこかにいる」ということをMeetUpで話せた人たちから感じることができました!
まとめ:PeerTalk グループMeetUpの価値
去年も参加して思いましたが、PeerTalkはすごく良いイベントだなと思います!(全てのセッションがPeerTalkになれば良いのにと思うくらいの気持ちですw)
AWSを実際に利用しているエンジニアやマネージャーと一緒に議論しながら課題解決のアイデアをもらえたり、逆に自分の意見を参加者にアドバイスしたり凄まじい量のGive & Takeができるイベントです。
また今回は特に生成AI関連のプロダクト開発をしている者として開発方針があっているのか不安な部分がありましたが、同じ志を持った人と話したことで自身がやってきたことが間違っていないんだなと自信を持つことができました!
ビジネスレベルの英語が必須になってしまいますが、ぜひみなさんにも来年参加してみて欲しいです
最後に!
全員は揃わなかったですが、集合写真を撮れたので添付してみますw
読んでいただきありがとうございました!