AWS初心者でもEC2をイメージできる!

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はじめに

こんにちは ベンジャミンのT.Oです。
EC2についてAWS初学者の方でも「あっEC2ってこんなサービスなのね!」とイメージできるように紹介したいと思います。

EC2(Elastic Compute Cloud)とは

Amazonが提供するクラウドサービス「AWS」で必要な数だけ仮想サーバーを柔軟に起動して利用可能なサービスです。(※EC2はAWSのサービスです。また、起動した仮想サーバ自体のこともEC2と呼ぶことがあります。)

EC2は利用した分だけの課金体系で、不要になったら削除することで課金が停止します。EC2はOS(Operation System)が既にインストールされていて、AWSコンソールから好きなOSを選んで必要事項を入力・選択して起動ボタンを押すだけですぐにEC2が起動し、システム開発することが可能です。

物理サーバの場合はサーバ購入、OSインストール、ネットワーク設定などが必要になりますが、EC2を利用するとこれらの作業は既に完了しているため、利用者は必要な分のサーバを選んで起動するだけで素早く利用開始できることがEC2のメリットになります。

また、柔軟性もEC2のメリットです。必要に応じて任意のタイミングでサーバをコピーして増やしたり、減らしたりすることが可能です。また、サーバの処理が重くなった場合にスペックを変更して性能向上させることも容易です。

EC2の柔軟性イメージ

例えば、今話題のChatGPTがEC2のサーバー上で動作しているとします。ある時ChatGPTがテレビで紹介されてアクセスが急増しました。

もしChatGPTのサーバがEC2ではなく物理サーバーを使っていたら…アクセスが多すぎて物理サーバーがダウンし、ChatGPTにアクセスしてもなかなかページが表示されなかったり、真っ白なページが表示されてサービスが利用できなくなります。

でもEC2を使っているので安心です!図のようにスケールアウトさせてサーバーを増やすことでアクセス処理性能が向上し、大量アクセスを処理できるようになり、サービスを復旧させることが可能です!

その後、サーバ内にあるアクセスログを確認してアクセスが少なくなってきたことが確認できたら、スケールインさせてサーバーの台数を減らすことでEC2の利用料金を抑えることができます。

さいごに

EC2がどんなサービスかイメージできましたでしょうか?

EC2はElastic Compute Cloud(柔軟なコンピューティングクラウド)の名前の通り柔軟にコンピュータ(サーバー)をクラウドで提供してくれるサービスなんだな〜!というイメージが持てたらその後さらに深堀りして勉強するときに内容がイメージしやすいと思います!

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