Database Savings Plansとは
ベンジャミンのクワバラです。re:Invent2025で発表された新サービスで「Database Savings Plans」が気になったので調べた結果をブログにしました。
Database Savings Plansとは
AWS公式から抜粋します。(機械翻訳済み、)
データベース節約プランは、1年間の契約期間を通じて一定量のデータベース利用を約束することで、データベースコストを最大35%削減できる柔軟な料金モデルです。この節約プランは、エンジン、インスタンスファミリー、サイズ、デプロイメントオプション、AWSリージョンに関係なく、対象となるサーバーレスインスタンスおよびプロビジョニング済みインスタンスの使用量に自動的に適用され、前払い金は不要です。例えば、データベース節約プランを使用すると、Aurora db.r7gインスタンスやdb.r8gインスタンスなどのインスタンスタイプを変更したり、ワークロードを欧州(アイルランド)から米国(オハイオ)に移行したり、Amazon RDS for OracleからAmazon Aurora PostgreSQLへ、またはRDSからAmazon DynamoDBへモダナイズしたりしても、割引料金の恩恵を受けることができます。
今までのRDSリザーブドインスタンスと異なり、リージョンやRDS以外のDBにも割引が適用される柔軟性のある買い方ができるため管理は楽になりそうですね。
ただ柔軟性の代わりに何点か注意点があります。
- リザーブドインスタンスと比べて割引率が低い
RDS/Aurora(プロビジョンドタイプ)は20%の割引率です。しかもインスタンスタイプによらず20%固定でした。リザーブドインスタンスは最大69%割引のため、基本的にリザーブドインスタンスの割引率の方が高いことが想定されます。ただ、これは柔軟性のある購入方法とコストのトレードオフのため、使い分けていただくのが良さそうです。AWS公式のFAQにも「特定のインスタンスタイプで安定的かつ予測可能なワークロードがある場合、または3年間の長期契約でコスト削減を最大化したい場合」はリザーブドインスタンスを推奨されています。 - 現時点での購入パターンが「1年 前払いなし」しか無い
Compute Savings Plansと比べて買い方が1種類に限定されています。シンプルで迷う必要がないのはメリットですが、一括払いと比べて1年間払い続ける(途中解約ができない)のはリスクでもあるので、個人的にはCompute Savings Plansと購入パターンを合わせて選択の幅を増やしていただきたいなと思いました。 - 最新世代が対象(古いインスタンスタイプは対象外)
第7世代以降が対象で、それ以前のインスタンスタイプはDatabase Savings Plansの対象外のようです。これを機に最新世代に上げるか、Serverlessタイプにするか悩みポイントだと思います。 - コミットメントの考え方が難しい
今までは「何年間、このインスタンスタイプをこれだけ買う」というシンプルな内容で説明も楽だったのですが、Savings Plansの「これだけの時間分コミットするからこれだけ必要」というコミットメントの考え方を社内、社外に説明するときに苦労することが想像できます。 - OpenSearch Serverlessは対象外
これはそのうち仲間入りするかもしれませんが、2026/1時点でOpenSearch Serverlessは対象外でした。Bedrock Knowledge basesとセットで利用されているケースも多いと思いますので、そのうち仲間入りすることを期待しています。
Database Savings Plans買い方について
AWSコンソールの右上から「Billing and Cost Management→Savings Plans 推奨事項」を選択して、Database Savings Plansを選択すると、どのくらい購入すべきかの推奨が表示されます。

画像の場合だと現在$0.25/時間利用していて、その内$0.18/時間 だけ購入を勧めています。
このまま購入すると72%くらいのカバレッジ率ですね。少し余裕のある買い方を勧められているため、割引金額をもう少し上げたい場合は$0.21/時間くらいまで上げるなどの調整をしていただいても良いかもしれないです。今後の利用計画と合わせてご検討いただくのが良いと考えてます。
まとめ
Database Savings Plansの紹介は以上です。ようやくRDSも柔軟性がある買い方ができるようになると思うと感慨深いアップデートでした。いままでは1つの選択肢もミスできないリザーブドインスタンス購入イベントと、購入した後のインスタンスタイプ変更計画のこと考えると運用が楽になるのは大変ありがたいです。
一方でリザーブドインスタンスよりも割引額が減ること(利用パターンによってはリザーブドインスタンス購入も視野に入れる)・購入方法が1年前払いなししか選べないこと・コミットメントの考え方の3点を計画して社内または社外に説明するといった運用対応が必要になりそうです。
