PoC|DXGWによる折り返し通信の制御
検証概要
拠点側ネットワークアドレス範囲がAWS側ネットワークアドレス範囲を含む場合の通信制御方法を検証
1.VPCでNACLを設定(インバウンド制御orアウトバウンド制御)
2.Transit Gatewayルートテーブルにブラックホールルートを設定
検証に至った背景
Transit Gatewayルートテーブルをそれぞれ作成することで通信制御を行ったが、拠点側ネットワークアドレス範囲がAWS側ネットワークアドレスを含んでおり、DXGWで折り返し通信が発生したため 意図しない通信を防ぐための検証を行った。
各環境について
1. VPC-1
- 拠点、VPC2,3すべてと通信を行う
2. VPC-2&3
- 拠点、VPC1と通信を行うがVPC-2,3間での通信は行わない
3. Transit Gateway
- 各ルートテーブルではDXGWアタッチメントからのルート伝播を設定
4.Direct Connect Gateway
- 許可されたプレフィックスに各VPC CIDRを設定
- 拠点からBGPで経路伝播